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 6月25日にJSCA東北が主催する「JSCA東北支部30周年記念行事・構造デザイン交流会2016」が仙台メディアテーク1Fで行われました。
プログラム中、構造デザイン発表会4作品、構造デザインコンテスト実務者の部4作品が出品されましたが、弊社からは通常業務に追われながらも構造デザイン発表会に2作品、構造デザインコンテストに2作品を応募しました。
 構造デザイン発表会では昨年に引き続いて常時微動測定の研究成果である「鉄筋コンクリート造建物の改修効果の検証」と、今年新たに発表した弊社の実務における構造BIMの導入である「構造設計におけるBIMの活用」を発表しました。
 構造デザインコンテストでは、2グループ体制で社をあげて参加し、第一グループの「鷲紙づかみ(わしづかみ)」、第二グループの「oRyza Roof」を出品しました。
 結果は、残念ながら実務者の部において、最優秀賞・優秀賞共に受賞できませんでしたが、来年の王座奪還を目指しながら、これから1年間技術を磨いてまいります。
 内容は「鷲紙づかみ(わしづかみ)」が、設計テーマである「楽天koboスタジアムに屋根をかけよう」にのっとって鷲のイメージを、そして設計テーマが世界でも類例が少ないことから国内外へも影響することを考慮して日本の伝統工芸を主題とした屋根です。
 「oRyza Roof」が、球団が本来東北全域を本拠地としていることから東北共通の特色である稲をモチーフとした架構を、模型とプレゼンを通じて表現した屋根です。
 また、会場にはJSCAの一大事業、鉄筋モックアップの資料がパネル展示されましたが、その裏手に弊社がBIM上に再現した鉄筋モックアップのパネルを展示しました。
 作成者の見落としにより致命的な間違いがありますが、BIMで膨大な配筋データを入力した一例です。

 当社出品作品を掲載しますので、限られた時間のプレゼン、会場の熱気、豪華審査員の存在感等は感じられませんが、ゆったりと当社発表作品をご覧ください。
[構造デザイン発表会]
■ 鉄筋コンクリート造建物の改修効果の検証

■ 構造設計におけるBIMの活用


[構造デザインコンテスト]
■ 鷲紙づかみ(わしづかみ)
■ oRyza Roof


[パネル展示]
■ BIMによる鉄筋モックアップのパネル展示
構造デザイン交流会2016の記事が新聞に掲載されました
■ 建設新聞      2016年6月30日記事より
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