6月17日(土)に「JSCA東北支部 構造デザイン交流会2017」が東京エレクト
ロンホール宮城で開催されました。
弊社は構造デザインコンテスト実務者の部で1作品、構造デザイン発表会で
2作品を出品致しました。
今年の構造デザインコンテストのお題は「キャンティレバーを用いたスカイ
ウォークの提案」です。
弊社若手社員が、「インパクトのあるキャンティへ挑戦!」をテーマに掲げ
秋保大滝に「五感で滝の迫力を間近で感じる事ができる」大胆な崖伝いの
螺旋の回廊『感瀑塔』のデザインを製作・発表致しました。
デザイン発表会では「挑戦!BIMを活かして、柱脚鉄筋作図は自動化できるか」
というBIMを利用して配筋作成に「Dynamo」というソフトを使用した今までに
無い干渉チェック方法を提案し、完全自動化を目標にした研究成果を発表致し
ました。
まだまだ研究・開発の余地はあるものの、今までになかったチェックシステム
の発表は聴講者の皆様からの関心も高く、終了後も多くのご質問を頂きました。
もう一方の発表では「プレストレスを利用したRC柱の提案」というタイトルで
株式会社ピーエス三菱・江口様と共同で提案をさせて頂きました。
プレストレスを上手に利用する事で、今までのRC柱の構造性能を改善させる
事ができ、RC柱では困難な設計条件でも、設計可能となりうる事を示しました。
今後の建築物の設計向上が期待できます。
この研究よりプレストレスを利用したRC柱が広くクローズアップされる事を
願います。
今後も弊社は更なる技術力向上に精進します。これからの研究にもご期待下さい。
尚、当社の出品作品を掲載しますので、どうぞご覧ください。
その他の作品等、当日の詳細ははJSCAサイトをご覧ください。